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メンテナンスの項目

車のメンテナンスをドライバーにわかりやすくするために、自動車メーカーが決めたScheduled Maintenanceというものがあります。これは決められたインターバル(走行距離、または月日)でやらなければいけないメンテナンス項目を表にまとめたもので、車のOwner's Manualの中に記されています。Owner's Manualは普通ダッシュボード(助手席の前の箱)の中にあるので、見たことがないという人は一度目を通しておくことをお勧めします。このインターバルごとに車をショップに出せばメンテナンスはばっちりというわけです。

ここでは一般的なメンテナンス項目、交換時期、部品の役割を、簡単な説明付きでリストしてあります。

注: 交換時期は車種、用途、環境などにより異なります。大体の目安にしてください。

Engine Oil と Oil Filter
  • いつ?→ 3ヶ月もしくは3000マイルごと(どちらでも先に来たほう)
  • どうする?→ 交換
  • 何をするもの?→ エンジンの潤滑、冷却など
  • しないとどうなる?→ すぐには影響は出ないが、ずっとほったらかしておくと最悪の場合エンジンが焼きつき、丸ごと交換という事にも、、、。
  オイル交換に持っていくとフィルターも一緒に交換します。エンジンオイルの役割はとても重要なので、少しぐらいなら遅れてもかまわないので必ず交換するようにしましょう。もし交換の時期の前でも、オイルが減っている場合はオイルを足す必要があります。(自分で簡単にできます)  新車の場合はもっと短く、最初500マイル、次2000マイルなど。詳しくは購入したディーラーで。
Air Cleaner/Air Filter
  • いつ?→ 1年もしくは12000マイルごと
  • どうする?→ 調べてみて汚れていれば交換
  • 何をするもの?→ エンジンに入る空気をろ過する
  • しないとどうなる?→ 急に影響は出ないが、少しづつ燃費が悪くなったり、パワーが落ちたりしてくる。
  比較的簡単にできるので、自分でやってみるのもいいかもしれません。
Engine Coolant(冷却水)
  • いつ?→ 2年もしくは24000マイルごと
  • どうする?→ 交換、清掃
  • 何をするもの?→ エンジンの冷却
  • しないとどうなる?→ 少しずつ冷却性能が落ちたり、ヒーターの効きが悪くなるなど。
  通常、冷却水を交換するときに中の清掃も行ってくれます。交換とは別に、冷却水の量はまめにチェックしましょう。もし少ないようなら足す必要があります。Engine Coolantは、Auto Parts Shopや大体のGrocery Storeでも売られているので、自分で簡単に足すことができます。(注意事項をよく読むこと!)
Cooling System(ラジエーターやホースなど)
  • いつ?→  1年または12000マイルごと
  • どうする?→ 調べてみて破損や漏れがあれば交換。
  • 何をするもの?→ エンジンの熱で温まった冷却水を冷やし、それをまたエンジンに戻す。
  • しないとどうなる?→ 冷却水漏れはオーバーヒートの原因になる。
  Engine Coolantの欄にもありますが、Cooling Systemが汚れていれば清掃する必要があります。 
Spark Plug(点火プラグ)
  • いつ?→  2年または24000マイルごと
  • どうする?→ 調べてみて汚れていたり、ダメージがあれば交換。
  • 何をするもの?→ エンジンの中でガソリンの混合気に点火する部品
  • しないとどうなる?→ 燃費が悪くなる、パワーが落ちる、ノッキング、アイドリングが安定しないなど。
  最近のSpark Plugでは10万マイル交換しなくていいものもありますが、ダメージがあれば交換しなければいけません。普通4本から8本あるのでぜんぶ一度に交換しましょう。 車種によっては工具があれば簡単にチェック、交換できます。
Fuel Filter(燃料フィルター)
  • いつ? 4年または48000マイルごと
  • どうする?→ 交換
  • 何をするもの?→ ガソリンをろ過する。
  • しないとどうなる?→ すぐに影響は出ないが、ほったらかしておくとパワーが落ちる、ノッキングなど。
  これは環境により、もっと早い交換を勧められる場合があります。この部品は汚れているかどうかは外見から判断できないので、新品に交換してまた他の店に持っていくと交換を勧められる場合もあります。(走行距離から判断するため) 何かに書きとめるなどして交換時期を忘れないようにしましょう。 
Fuel Line
  • いつ?→ 2年または24000マイルごと
  • どうする?→ 調べてみて漏れ、ダメージがあれば交換。
  • 何をするもの?→ ガソリンタンクからガソリンを運ぶ金属、またはゴムのチューブ。
  • しないとどうなる?→ ガソリン漏れからくる臭いなど。
  交換時期前でも車内にいつもガソリン臭がしたり、車の下にガソリンの漏れ・しみがあるようなら、お店にもって行き点検してもらいましょう。
Air Conditioning System(エアコン)
  • いつ?→ 1年ごと
  • どうする?→ Refrigerant(クーラーガス)の量を調べ、少なければ足す。漏れがないか調べ、必要なら交換。
  • しないとどうなる?→ クーラーガスが減ってくると、エアコンの効きが悪くなります。漏れは放っておくと逆に水分がシステムの中に入り、錆をつくり、システム全体を交換しないといけなくなります。
Brake Fluid(ブレーキフルード)
  • いつ?→ 2年または24000マイルごと
  • どうする?→ 交換
  • 何をするもの?→ ブレーキペダルを踏んだときにその力をブレーキに伝える(液体)
  • しないとどうなる?→ 何らかの理由でブレーキシステムの中に気泡ができた場合、ペダルを踏んだ感じがふわふわする。 また水分が入ると液漏れの原因になる。
  定期的に交換してやることによって、これらの気泡や水分を取り除いてやります。 普通はフルード交換の時にホースなどの漏れやひびも点検してくれます。
Transmission Fluid(マニュアル車/オートマ車)
  • いつ?→ メーカー、車種により、20000マイルから10万マイルと大きく異なります。
  • どうする?→ 交換。オートマ車はフィルターも同時に交換。
  • 何をするもの?→ トランスミッション内部の潤滑
  • しないとどうなる?→ ギアが変わる時のショックが徐々に大きくなる。(オートマ車)  シフトが徐々に重くなる。
  交換時期については、マニュアルをみるか、ディーラーに問い合わせてください。どちらもそうですが、ほったらかしておくとより大きな問題を引き起こす原因になります。オートマ車は特に交換した後シフトがスムーズになるので、乗り心地が良くなったように感じます。
Accesary Belts(オルタネーター等の補機類のベルト)
  • いつ?→ 2年または24000マイルごと、もしくはダメージがあるとき
  • どうする?→ 調べてみて劣化やダメージがあれば交換。
  • 何をするもの?→ エンジンの動力をオルタネーター等の補機類に伝え回す。
  • しないとどうなる?→ ベルトが切れるとその部品が機能しなくなる。
  オルタネーター(発電機)のベルトが切れると、バッテリーがあがってしまいます。 その他エアコンのポンプやパワーステアリングポンプなど。 車種によってはすべての補機類を一つのベルト(Serpentine Belt)で受け持っている場合があります。
Timing Belt(タイミングベルト)
  • いつ?→ 60000マイルごと
  • どうする?→ 交換
  • 何をするもの?→ バルブの開け閉めをするカムシャフトを回す。
  • しないとどうなる?→ ベルトが切れるとエンジンが止まる。 エンジンによっては切れた時点でエンジンが大ダメージを受ける。(ホンダ車は要注意!!)
  これはとても重要な部品ですが、交換していない人が多いようです。 交換にも結構費用がかかりますが(車種によりますが$500前後)リスクが大きいので交換しておきましょう。中古車で購入した時点で6万マイルを越えていて、すでに交換されているかどうかわからない場合は修理工場に持っていって聞いてみましょう。
Tire Rotation(タイヤローテーション)
  • いつ?→ 3000マイルごと(走行状況や路面状態などにより異なる)
  • どうする?→ メーカーの指定どうりにタイヤを付けかえる。
  • しないとどうなる?→ 特定のタイヤだけが他のタイヤより早く擦り減る。
  これはタイヤの減りを均等にするために行います。(特に前輪駆動車の場合だと前タイヤのほうが早く擦り減る傾向がある。) 実際には3000マイルより多く走りローテーションする人が多いようです。前後のタイヤの減り方に差が出始めたり、ホイールをはずす機会があるときについでにお願いするといいでしょう。メーカーやタイヤの種類によりローテーションの方法が異なってくるので詳しくはマニュアルを参考にしてください。

このリスト以外にも車によって点検、交換する必要があるものはたくさんあります。詳しくはOwner's Manualまたは市販のマニュアルを見てください。

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